実験原理・理論をわからないまま,実験レポートを書こうとしていませんか?時間がなくても,面倒でも,最初に実験原理・理論を理解してから,始めてください.そうしないと,後でもう一度考えることになって,二度手間になりますよ.

実験原理・理論は大切に書きましょう!!

実験レポートにおいて,実験原理・理論は,実験の柱になるので,理解したうえで書いてください.なぜなら,実験原理・理論をもとに,仮説や考察を考えられ,検討に進むからです.

実験原理・理論がどんなものかを理解する.というのは,どういうことかを説明します.

実験原理・理論といっても,いっぱいあると思います.実験原理・理論とは,物理現象に対するもの,社会現象に対するもの,いろいろですが,誤解を恐れずに,簡単に要約すると,「ある法則に則って,予想ができる,設計できる様な考え方」,になると思います.

どんな法則か?

例えば,とても身近な,オームの法則について考えます.いまさらですが,オームの法則とは,ある素子に流れる電流とき,電流とその両端の電位差の関係を表すものです.ここで,大事なのが,電流と電位差の関係である,どんな値と,どんな値を,結びつけるものかを考えましょう!

どんな式か?

V:電位差=R:抵抗×I:電流

この式は電位差は,抵抗に電流を掛けたものになる,ことを表しております.R:抵抗は温度,材質,長さ,直径,電流値などで決まる定数です.

どんな条件で成り立つのか?

温度は?:ある程度高くなると,R:抵抗は線形ではなくなります.線形でないと言うことは,比例しなくなると言うことです(電流を倍にしても,電位差は倍にならない.)

温度以外の,圧力は?湿度は?:海の中でも,山の上でも,宇宙でも,10年前でも,100年後でも,成り立つ法則かを考えてみます.どの程度まで,予想が可能か?

V:電位差の範囲は?,I:電流の範囲は?どの程度電流を流すのかを考えましょう.余りたくさんの電流を流すと,温度が上がり,抵抗の予想ができなくなります.

実験原理・理論では,実験を行い,その結果から,未来を予想ができる範囲を明確にすること大事です.

まとめ

実験レポートにおいて,実験原理・理論は,実験の柱になるので,理解したうえで書いてください.なぜなら,実験原理・理論をもとに,仮説や考察を考えられ,検討に進むからです.

実験原理・理論では,実験を行い,その結果から,未来を予想ができる範囲を明確にすること大事です.

未来の誰かが読むことを前提に書きましょう!!
他の人が読んでわからなければ,実験レポートの意味をなしません.