表とグラフは,はじめに作ろう!!

実験レポートにおいて,実験結果表・グラフを書くことは難しくありません.表・グラフは,はじめに作ろう!!ではなくて,実験中に,実験しながら,グラフを作っていますよね!!

書く順番的には一番最初か,実験方法の次に書くのが良いかと思います.すでに,できているはずです!!実験方法で書いた方法をもとに,測定した実験結果を記載する.結果の記載方法としては,表・グラフなどがあります.

では,何のために表・グラフを書くのでしょうか?もちろん,未来の人のために,実験結果を残す目的もあるでしょう.

それ以外にも大きな目的があります.傾向の予想です.グラフは一般的に,横軸に変数,縦軸に評価値:調べたい値,になります.

オームの法則を使うと,横軸に電流,縦軸を電位差にするとします.実験結果より,電流が1Aのとき,電位差は10V,電流が2Aのとき,電位差は20V,電流が5Aのとき,電位差は50Vとなっているとします.この結果を,用いて,できそうなことは,電流が3Aのとき,電位差は何Vか?(内挿),電流が10Aのとき,電位差は何Vか?(外挿)もしくは,電流が0Aのとき,電位差は何Vか?(ゼロ点)と少なくとも,内挿,外挿,ゼロ点の3個は直ちに予想できると思います.

要するに,この電流と,この電流の間のときは,電位差はどうなっているのか?電流をもっと増やしていくと電位差はどうなるのか?電流が流れないとき,ほんとに電位差はゼロなのか?を一目で,予想できるということです.

もちろん,実験系自身に流して良い電流値,電位差があるので,どこまで外挿するかは考察する必要があります.実験結果のプロットを結んだ直線(近似線)を書くことによって,さらにわかりやすくなるでしょう.最初は面倒ですが,グラフを書いて,測定点をプロットして,近似線を書くところまでを,癖づけると,間違いも少なくなると思います.

また,プロットの大きさは,測定の精度の程度を表すものです.だいたいこれくらいが,きれいに見えるなどで,大きさを決めないでください.余りに大きい場合は,エラーバーを使って,記載してください.

各分野のグラフ・表の書き方をまとめました.学会のホームページに丁寧に書かれているので,参考資料のパートを参考にしてください.

未来の誰かが読むことを前提に書きましょう!!
他の人が読んでわからなければ,実験レポートの意味をなしません.