系統だっているのに誤差??

系統だっているから,余計にややこしい誤差になるのかも??実験レポートにおいて,系統誤差は必ず考察する項目になるので,理解しておいてください.系統誤差は偶然には発生せず,系統的に発生してしまう誤差になります.

系統誤差は誤差の種類でも書きましたが,大まかには下記のようにまとめられます.

  1. 実験機器による誤差
    実験機器による系統誤差は,ある限られた実験条件において,系統的な傾向??が,測定結果に表れてしまうものです.温度や湿度などによって,校正では表れない誤差となります.校正不良なども含む場合もあるようですので,ご注意ください.
  2. 実験原理・理論による誤差
    測定値を用いて,理論的な計算をし,必要な値を求めるときに表れてしまう誤差です.理論的な計算において,測定範囲外の,外挿,内挿した,不可能な範囲において,近似や予想をしたときに表れる誤差です.理論的な計算をするときは,適応可能な範囲をしっかりと認識したうえで,進めることを注意して下さい.
  3. 測定者による誤差
    測定者特有の測定傾向によって,発生してしまう誤差です.アナログの測定機器であれば,見る方向や,利き眼によって,微妙にずれることがあります.少し大きめに読んでしまう測定者や,少し小さめに読んでしまう,大きめに読んでしまう,測定者のような,測定者の癖によるものです.

系統誤差はなかなか減らすことは難しいですが,少しの注意で減らすことができることができると思いますので,ご注意ください.

未来の誰かが読むことを前提に書きましょう!!
他の人が読んでわからなければ,実験レポートの意味をなしません.